8月
30日
2010

豆腐やパン類が沖縄本島から入っていること…

Category: 不連続線



 豆腐やパン類が沖縄本島から入っていることは聞いていたが、まさかそばまで入っているとは知らなかった。市内スーパーを回ってみると本島の大手数社の商品が「沖縄そば」「八重山そば」の銘柄で陳列されていた▼しかも値段を見て驚いた。量は100グラム少ないが、価格は半値。年々格安商品の島外からの進出はすさまじく、地元製麺業者は「あの値段だし、だいぶ食われている。影響は相当大きい。そのうち八重山は本島の業者にやられるはず」と進出への対抗策もなく危機感を募らせる▼沖縄本島からだと飛行機の輸送コストもかかるはずが、なぜこうも安く売ることができるのか▼そのあたり流通のからくりは知らないが、そこで思ったのが上原亀一八重山漁協長が「新空港は良いことばかりでもない。本土から安い魚が大量に入ってきて地元の魚が売れなくなるのでは」と語っていたこと▼確かにコンテナ輸送で本土市場向けにフライト農業や漁業も可能となる。その逆に本土や本島から大量の安い産品が入り、地元業者を脅かすこともある。となると今の“ザル経済“にますます拍車がかかることになる▼新空港はこのように希望と脅威の両面を持ち合わせている。だからこそ良いこと尽くめになるよう早めに“石垣空港新時代”に備えるべきだと思う。(上地義男)

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