8月
27日
2010

県勢で初めて夏の甲子園を制し、史上6校目の…

Category: 不連続線



 県勢で初めて夏の甲子園を制し、史上6校目の春夏連覇を成し遂げた興南高校の快挙からきょうで1週間だが、県民の熱気はまだ冷めやらない▼悲願の沖縄の夢が実現したのだから、当然のことだろう。全国4000校の頂点を極めた興南ナインの戦いぶりは、何度振り返っても感動と興奮のドラマである▼興南はとにかく「走・攻・守」とも無敵のチームだった。全6試合で最も印象に残るのが、地元兵庫代表の報徳学園との準決勝戦。報徳に0-5とリードされたときは、県民の心中を不安がよぎったに違いない▼ところが、ナインの表情には焦りや動揺は微塵もなく、泰然自若そのもの。5回に慶田城の2点タイムリーなどで3点を挙げ、6、7回に島袋や我如古、眞榮平らのヒットで難なく試合をひっくり返し、6-5と逆転勝ちした▼13得点と投打で東海大相模(神奈川)を圧倒した決勝戦は、有終の美を飾るのにふさわしい試合内容だったが、思うに、報徳との対決はそれを上回る戦いぶりではなかったかと思う▼テレビの優勝インタビューで、春の選抜勝利を桜に例えて「根っこがしっかりしていれば、また花を咲かすことができる」と話す我喜屋監督の理論に見事に応えた選手ら。興南野球は今後沖縄の球界に大きな自信を与えてくれるに違いない。(南風原英和)

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