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アンガマを手話で 新川青年会が取り組み

伝統文化でもバリアフリー
 新川青年会(真栄田義久会長)のメンバーが、手話でアンガマを行おうと取り組んでおり、ウクイピー(送り日)の24日夜に予定している訪問先のうち1軒で行う。「聴覚障がい者にもアンガマの素晴らしさを伝えたい」と意気込む会員たち。聴覚障がい者からは「楽しみ。ほかの地域にも広がれば」との声が出ており、伝統文化の分野で進むバリアフリーに期待を寄せる。  同青年会によると、青年会OBに提案されたのがきっかけ。今年のアンガマの練習が始まった今月2日から、会員5人がアンガマの手話を練習している。  練習では、手話サークル「みどりの会」の本村順子会長を2回招き、問題点をチェックしてもらい、「身振りを大きく」などと助言を受けた。  「気持ち」や「好き」といった感情の表現では、両手でハート型を作ってみせるなど、会員たちは大胆な意訳も取り入れながらアンガマの手話の完成度を高めている。  本村会長は「伝統文化に関する手話は難しい。通常の手話では表現しにくいこともある」と話し、会員たちの工夫を評価する。  当日のアンガマは、問答の内容をあらかじめ決めておいて行う。会場には、手話通訳者に待機してもらい、想定外の質問が出た場合に備える。  一方、「みどりの会」では、今月中旬、会報の号外を発行して、手話によるアンガマの実施を告知。多くの会員が訪れることになりそうだという。  同青年会の富永忠明副会長(27)は「手話のアンガマを継続し、問答の種類を増やしていけば、毎年必ずどこかの家で楽しんでもらえるようになると思う。聴覚障がい者はどこの地域にも住んでいるので、別の地域のアンガマにも広がればいい」と話していた。
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