小浜公民館(入川勝夫館長)が竹富町と本島在の企業との間で締結された町有地賃貸借契約をめぐって那覇地裁に契約の無効を求めていた問題で入川館長は20日午前、石垣港離島ターミナルで会見し、「16日に行われた臨時総会の決議に沿って裁判を取り下げる」と発表した。
この問題をめぐって同公民館は住民監査請求、行政訴訟を行っていたが、評議委員から「住民監査請求までは執行部に委任していたが行政訴訟は別だ」として、訴訟に難色を示す意見が相次いだ。臨時総会では訴訟の継続に賛成が16人、反対が32人、棄権が10人で訴訟を継続しないことを決めた。
入川館長は「小浜糖業の原料代未払い問題で竹富町に債務補償を依頼する状況もあり、館員の間で思惑がずれていった。係争が継続すれば訴訟費用の負担もあることから係争継続に懸念を示す意見もあり、結果として否決されたことは非常に残念だ」と述べた。
問題となっている町有地の隣接地主の男性も会見に同席し「竹富島のリゾート問題のように町がしっかり業者に対して、地域に説明するようにして地域の同意を得られるように努力すればこのような問題にはならなかったのではないか。地元を混乱させた原因は町にあり、隣接地主としては納得できない」と町の責任を訴えた。
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