Category: 不連続線
18日の準々決勝戦で聖光学院(福島)を10-3で下し、42年ぶり2度目の4強進出を果たした興南の試合は圧巻だった。3点を先取された2回裏に2点を返し、3回に同点。4回には慶田城の2点タイムリーで逆転、8回に3点を加える計15安打で快勝した▼8奪三振の島袋の力投もさることながら、8回に3点タイムリーを放ち、一人で5打点を挙げた慶田城は、今大会殊勲選手に値する大活躍だった▼ところで、甲子園での沖縄県勢はかつて、初戦突破が“関の山”と評された。その背景には精神面の弱さなどがあった。しかし、この数10年で「心・技・体」とも全国に引けを取らないほど進化、成長。春の大会は3回、全国制覇を果たしている▼興南のプレーには、それが随所に見えた。今大会で一度もリードを許さなかった興南が先制点を取られても、まったく動ぜず、強力打線が島袋を支えつつ、じわじわと着実に加点する試合運びがそれをしっかり物語っていた▼興南はきょうの第1試合、兵庫代表の報徳学園と決勝進出をかけて戦う。目標は、県勢初の春夏全国制覇だ。鳴門、明徳義塾、仙台育英と4回戦を勝ち抜いた興南ナインの表情は、自信と力に満ちあふれている▼「ここまできたら、もう優勝だ」。チバリヨー興南、マイフナー興南!(南風原英和)
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