八重山諸島のニュース・石垣島・竹富島・西表島・新城島・小浜島・黒島・波照間島・与那国島

エントリー

難所通過、豪州向け航行 世界一周航海前田さん親子

来年1月にゴールへ
 2009年3月24日、石垣港から世界一周航海に向かった前田博さん(59)=石垣市新川=と四男・佑樹さん(22)親子の乗るヨット「Yaima号」(やいま号、全長12.2メートル)は17日現在、オーストラリア東を航海している。8月下旬に同国北部のケアンズに到着する。同地を北上すると、いよいよゴールがみえてくる。1年10カ月の旅を終えたやいま号は来年1月中旬、石垣港に帰港する予定だ。  やいま号は石垣港から南下、西回りに世界一周航海に向かった。出港から半年後、南アフリカの到着。難所のケープタウン(喜望峰)の回航はしけで一度は断念、二度目の挑戦で通過した。強風を受け、船速は一時37キロ近くになり、船底から「悲鳴のような金属音を聞いた」という。  前田さんはヨット雑誌に寄せた航海記で「決して大シケではなかったが、油断のできない暗闇の中、喜望峰のブランケット(陰)を狙った。2マイル沖合、しかもご来光とともに風下に入った快感は、すべての苦労を忘れさせる一瞬だった」と振り返っている。  ブラジル、カリブ海を経て出港からちょうど1年目の今年3月24日にパナマ運河を通過。この後、南太平洋の島々に寄港し、8月5日にニューカレドニア(ヌメア)に到着。8月11日にオーストラリアのケアンズに向かった。  これまで訪れた国は約30カ国。ゲストクルーも乗り込んで航海を続けている。次男の直樹さん(29)も南太平洋の航海をともにした。やいま号後援会事務局の来すみかさんによると、前田さんは最新のコメントとして「落ち着いた天気の中、夜は南十字星を仰ぎつつ、スターダストに包まれながら順調にケアンズに向かっている」と報告している。  妻の和子さん(54)によると、航海中にエンジンの不具合が発生し、地元のエンジニアである大城努さんと連絡を取り合って修理したケースもあったという。和子さんは「海賊、天気、エンジンの故障などこれまではすごく心配だったが、太平洋に出たときに安心した。みんなで楽しんで返ってきてほしい」と帰港を待ちわびている。  航海や現地での様子はホームページ(http://yaimaworld.web.fc2.com/home.html)やブログで紹介している。
  • タグ: ヨット
  • ページ移動

    キーワード検索フォーム