8月
17日
2010

10月から石垣~与那国間の航空運賃が安く…

Category: 不連続線



 10月から石垣~与那国間の航空運賃が安くなる。「往復割引」は現行の13%から39%、離島住民を対象にした「離島割引」は34%から54%に拡大される▼小規模離島航空利用活性化事業で県内5路線を選定、運賃引き下げ分を県が補てんする。初めての取り組みで、住民にとってうれしい話だ。市民や竹富町民にとっても与那国が「近く」なる。住民交流、経済活性化に期待したい▼ところが運賃の大幅引き下げも、その効果は限定的だろう。観光誘客にしても、経由地・石垣市までの航空運賃が高く、相当額の旅費になるためだ。那覇~与那国路線が対象から外れたことも惜しい▼先に宮古・八重山の5市町村は、合同で県に航空運賃の低減化を要請した。県の事業に主力の那覇~石垣、宮古、与那国の3路線を追加するよう求めたもので、これが実現して初めてセットでの離島活性化の起爆剤になる▼ただ、離島主要路線の航空運賃引き下げ分を補てんするとなると、膨大な額になるため、県は簡単に首を縦に振らないだろう▼しかし例えばジェット燃料税など本土路線と那覇、県内離島路線は減免率に格差がある。3市町はぜひ航空会社、県に呼びかけて協議会を組織し、運賃低減化への障害を細かに洗い直して国に改善を訴えてほしい。要請だけではなかなか実現しない。(黒島安隆)

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