Category: 災害・事件・事故
伐採作業中に発症
県が予防対策呼びかけ
【那覇】八重山保健所管内で50代男性が熱中症で死亡したことが9日、県福祉保健部の発表で分かった。県内の熱中症による死者は今年に入って初めて。県福祉部では熱中症予防に向け注意を呼びかけている。同部によると、男性は3日、山中で伐採作業中に発症。同日夕方に救急車で搬送されたが、翌4日未明に死亡が確認された。男性は3日朝から、気温が30度を超える中、4時間以上にわたって作業していた。
県内の熱中症発生状況は、6月1日から7月31日までに177件(八重山25件)発生している。県は熱中症注意報を発令し、予防対策の徹底を呼びかけている。
2009年は県内で347件(八重山11件)発生したが、死亡はなかった。発生場所は屋外が296件と圧倒的に多いが、屋内でも35件発生している。07年には5人(同1人)死亡している。
県福祉保健部では「今後も気温が高くなることが予想され、幼児、高齢者は重症化しやすい傾向で特に注意が必要」として、▽十分な水分補給▽直射日光を避ける▽日陰や涼しい所で休憩を取り無理をしない▽吸湿性や通気性のよい服の着用▽炎天下での海水浴や甲羅干しをしない▽室内では窓にカーテンやすだれなどをして直射日光を防ぐなど体調管理に十分注意するよう呼びかけている。