Category: 社会・経済
11月20日から2日間予定
石垣市内の焼き物業者が一堂に会して島の焼き物をPRするイベント「石垣島のやきもの祭り」が計画されている。24業者が実行委員会(宮良断会長)が組織して準備を進めており、11月20日から2日間、市民会館中ホールで開催する予定だ。島内の業者を網らした焼き物の展示即売は初の試み。宮良会長は「業者は全部違う作風をもっており、地元の方に多様性をしっかりみてらもらいたい」と話している。
石垣市が、経済振興プランに基づき産地形成プロジェクトの一環として窯業振興に本腰を入れたのがきっかけ。今年1月に業者との意見交換会を開いた後、業者からの要望を受けて粘土見学会を開催。平行して最終処分場にストックヤードを確保、市と連携して大浜工房が精製粘土を販売できる体制を整えた。
宮良会長(アンパル陶房)は「業者はここ数年で増えており、市が動いてくれたことで、発展の基盤ができつつある」と感謝し、「一番大きいのは粘土を作ってくれるところができたこと」と喜ぶ。これまでは市に代金を払った後、自分で土を掘り出したり、島外から購入するなどして原料を確保していたという。
宮良会長は「石垣島には粘土資源が豊かだが、使える状況になかった。大浜工房が地元の土を低価格で安定して供給してくれるので、安定して土を仕入れ、製品も安定的につくれるようになる。今後、新たな展開が出てくるのではないか」と話した。
祭りには現段階では21業者が出展し、焼き物の展示・即売、石垣島の焼き物歴史パネル展、ろくろ実演、粘土の展示などを予定している。市商工振興課も実行委の事務局を務め、財政的な支援を行っているが、まつりの企画運営はすべて業者主導。
市は「今まで工房以外でPRする場がなかったが、今回のまつりをきっかけにして業者が連携してほしい。将来的には木工、織物を含めた工芸展につながれば」と業者の取り組みに期待している。
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