八重山諸島のニュース・石垣島・竹富島・西表島・新城島・小浜島・鳩間島・黒島・波照間島・与那国島

エントリー

人骨特別展がスタート 八重山博物館

3~8日まで初の実物公開
 八重山博物館の特別展「偉大な旅-新人の拡散と八重山 白保竿根田原の人骨を何を語るか-」が1日から同館特別陳列室で始まった。8日まで。初日のギャラリートークで、洞穴で見つかった2万年前の人骨など実物が初めて一般公開され、来館者の関心を集めた。実物は3日以降に再展示される。  特別展は▽人類の誕生と拡散▽東アジアの旧石器時代人▽沖縄の更新世人類▽更新世の沖縄の動物たち▽白保竿根田原洞穴▽八重山の遺跡から見つかる人骨のコーナーに分け、実物のほか模型、パネルなどを並べた。  ギャラリートークは、県立博物館・美術館の藤田祐樹(まさき)氏が講師を務め、各コーナーの展示物を解説。白保竿根田原洞穴について「人骨からコラーゲンを取り出せたことはラッキーだった。人骨から年代を測定することができたことは価値があり、沖縄の更新世人骨全体の価値が高まった」と話した。  約1万5000年前から2万年前のものと測定された人骨5点、動物の化石が展示されている。  熱心に話を聞いていた與儀健太君(登野城小5年)は「化石が好きなので、すごいと思った。1万年前以上の化石があるなんて想像できない」と興味津々だった。  日本人類学会の金沢英作会長は「子どもたちの夢につながればと思う。今回の発見で旧石器時代の人がいたことが確実になった。沖縄全体の旧石器時代人を広く認知させたい」と話した。
  • タグ: 博物館
  • ページ移動

    キーワード検索フォーム