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白浜~網取航路 需要なく廃止を決定

初の航路改善計画策定
需要喚起策や増収策盛り込む
 第3回船浮~白浜~網取航路改善協議会(会長・勝山潔沖縄総合事務局運輸部長)が27日午後、県八重山合同庁舎会議室で開かれ、白浜~網取間の定期航路を廃止し、需要にあった不定期運航とすること盛り込んだ航路改善計画を承認した。白浜~網取間は週1便の定期船が運航しており、網取地区には東海大学地域研究センター網取施設があるが、同大学側も航路廃止を了承した。  同協議会は航路利用者や財務会計専門家、行政関係者などを委員に航路の安定・持続的な維持・活性化を図ることが目的。今年3月に設置され、これまで3回にわたって協議し、白浜~網取間の廃止や欠損額の拡大を回避するための取り組みを盛り込んだ航路改善計画を策定した。  白浜~網取間は1986年4月に定期航路として認可されたが、近年では同大学関係者は大学所有船舶で往来しており、同航路は施設運用のための重油などを運搬してきた。02年には同施設が重油による自家発電装置から太陽光発電にシステムも切り替わり、航路の需要がほとんどない状態が続いている。  白浜~網取間の航路廃止により、沖縄総合事務局では年間約200万円のコスト削減を見込んでいる。同航路の廃止決定を受けて運航している船浮海運(池田米蔵代表)が廃止の6カ月前に届け出て廃止となるが、勝山会長は「利用者もいない状況なので6カ月という周知期間を省略できないか」と早期廃止を検討する。  また、船浮~白浜航路の需要喚起・増収策としては▽運航回数の増加や時期に応じた需要に対する迅速な対応▽島民の利便性確保のための島発注割引制度適用の実現化▽白浜港におけるバス接続の向上が盛り込まれている。  具体的には1日4便(夏季7月21日~8月31日は5便)の船浮~白浜間の運航を弾力的に1日5便とすることや、上原(西表西部)~石垣航路欠航時における、白浜~大原バス路線への接続改善などを図る。  離島航路改善協議会では補助を受けている県内14航路が協議対象となっており、県内で航路改善計画がまとまったのは初めて。今後、石垣~波照間航路、石垣~与那国航路を対象に来年度以降、協議会が設置される見込み。

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