7月
24日
2010

近く住民意見聴取へ 「竹富南航路」で評価委員会

Category: 社会・経済



懸案の生活保全航路整備に反映

 【那覇】第1回竹富南航路計画策定PI(パブリック・インボルブメント)評価委員会が23日、沖縄総合事務局で開かれ、委員長に琉球大学名誉教授の上間清氏が選出された。委員会は7月下旬から約2週間、航路計画について住民説明会で意見を聴取、また漁業、ダイビングなど関係者や団体と懇談することを確認した。

 評価委員会は、竹富南航路の計画策定段階でPIのプロセスや結果について評価および助言を行い、透明性や公平性、公正性を確保する。
 委員は上間委員長と弁護士の大城浩氏、県労働金庫八重山支店の高嶺啓支店長。
 国は1981年、石垣島と竹富町の島々を結ぶ航路として、竹富島南側を生活保全航路(延長2480メートル、幅60メートル)整備したが、浅瀬やさんご礁が多く座礁の危険性が高く、船は日中しか運航できない状況にある。
 また、夜間の急患発生した場合、船舶での搬送が困難。
 このため竹富町は長年にわたって国に安全な航路確保を要請、本年度から新規事業として調査が始まった。
 概略ルートは、地形、天候、サンゴ礁など環境影響を検討し、海底改変面積が比較的が少ない「竹富南航路」を選定している。住民説明会での意見聴取でさらなる改善を図る。

 上間委員長は「竹富町の人たちの生活と安全を支える大切な航路となる。また、石西礁湖と呼ばれる世界でも有名なサンゴの群落があり、自然環境も守っていかなければならない。住民の声や航路計画をしっかり評価していきたい」と話した。
 詳細は石垣港湾事務所ホームページ(http://www.dc.ogb.go.jp/ishigakikou/)。

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