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小浜小中、八重農で出発式
【小浜】全国宇宙大豆プロジェクト(主催・株式会社リバネス、共催・宮坂醸造)の一環として、小浜島の在来大豆「小浜大豆(方言名・クモーマミ)」を宇宙に打ち上げるのを前に、22日午後、八重山農林高校と小浜小中学校で小浜種出発式・予備実験が行われた。今年11月に国際宇宙ステーションに向けてスペースシャトルで打ち上げるもので、両校では大豆の帰還後、宇宙空間で3カ月経過した大豆の生育状況を調査・研究する。
同プロジェクトでは全国各地の在来種子20種類を打ち上げる予定で、その中に含まれる小浜大豆は来年2月まで国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」で保管されたあと、来年2月26日に地球に戻ってくる。
小浜小中学校体育館で行われた出発式で(株)リバネスの丸幸弘代表は「宇宙に持って行った小浜大豆がどう育つのか誰も分からない。皆さんが世界で初めて小浜大豆がどう育つのか記録してほしい」とあいさつ。
約3、40年ぶりに小浜大豆を探し出し、栽培を復活させた琉大名誉教授の新本光孝さんは「この大豆を手にしたときは震えるほど、感激した。栽培が進んで宇宙に行くことを大変うれしく思う。子どもたちと一緒に夢と希望を持って宇宙に送りたい」と喜んだ。
小浜大豆の増産に取り組んでいる松原浩さん(86)から大豆の提供を受けたあと、宇宙から戻ってきた大豆の育成に慎重を期すため、児童生徒らは校内の花壇に「み子ちゃん農園」を設置。小浜大豆の宇宙行きを前に在来種の育成に取り組む。
出発式を終えて同校の小野理樹さん(小6)は「小浜の大豆が宇宙に行くのはすごい。帰ってきた大豆がどう育つのか、早く見てみたい」、稲福園子さん(中3)は「とても良い機会をいただき、大豆をちゃんと育てたい」と礼を述べた。
同プロジェクトでは今後、来年4月から宇宙種の播種(はしゅ)実験教室を小浜小中と八重山農林高校で行い、両校で育てられた種子と宇宙種の比較や食品開発などが行われる。
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