7月
23日
2010

カンカン照りが続いていた八重山の島々に…

Category: 不連続線



 カンカン照りが続いていた八重山の島々に久々に雨が降った。奇しくも、石垣市四カ字豊年祭の初日で、各字の御嶽で繰り広げられた神事が効いたらしい▼6月19日の梅雨明け以来、雨らしい雨がなかっただけに、神司らもひたすら「慈雨」を祈ったという。登野城にある米為(いやなす)御嶽の神司の一人は「願いがかなえられたようでうれしかった」と話す▼ムラプールの22日も雨雲が広がり、各地で散発的に雨が降った。気象台によると、この2日間で石垣市川平の30ミリを最高に、登野城15.5ミリ、波照間で13.5ミリと、所によってはまとまった雨となった▼今から27年前のことだが、2カ月余りも日照りが続き、農作物への被害が広がるなか、登野城のオンプールで古式にのっとり、雨乞いが行われた。バンナ岳ふもとの「水元」から湧き水を運び、神司や婦人らがユンタを歌いつつ、「イーアミタボリ」と恵みの雨を祈願したことを思い出す▼ところで、今年は台風発生が3個と少ない。平年は4.5個発生、このうち沖縄地方には1.5個接近しているはずだが、今年は7月半ばを過ぎても“音沙汰”がない▼きょうは「大暑」。暑さが1年で最もピークに達するという意味だが、この酷暑を乗り切るためには、「世果報雨」がもっとほしい。(南風原英和)

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