夏の大潮の干潮時に合わせて開花する海草の一種「ウミショウブ」が12日、野底の多良間海岸で開花した。海面では、数ミリほどの小さな白い雄花と干潮時に見える雌花が受粉のためにゆらゆらと漂いながら幻想的なショーを繰り広げた。
ウミショウブは、国内では石垣島と西表周辺の海岸に生息。雌花は根元付近にあるため干潮時にしか顔を出さず、雄花はそれに合わせて開花し、海面に浮いて後は波の動きに任せて受粉する。
この日は、野底小学校(小川喜美江校長、児童38人)が、環境省の自然ふれあい事業の一環として、潮の満ち引きを利用したウミショウブの「恋模様」を観察した。
観察には、石垣自然保護管事務所の職員らとエコツアーふくみみ代表の大堀健司さんが付き添い、児童の一人、豊島純斗君(6年)は「去年と比べ雄花が多くあった。波で動く雌花は初めて見ることができた」と笑顔を見せていた。
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