
参院選は、11日の投票日まで残り2日となった。各陣営とも残された2日間でどう戦うのか。石垣市内に八重山地区の選対事務所を置く山城博治氏(57)=社民、社大推薦=、伊集唯行(59)=共産推薦=、現職の島尻安伊子(45)=自民公認、公明県本支持=の選対責任者に(1)選挙で問われていること(2)これまでの情勢(3)八重山の有権者に訴えたいこと(3)今後の戦いについて聞いた。
【山城選対・高嶺支部長】
尻上がりに良い反応
(1)自公政権ができなかったことを、かなえられるという期待は大きい。県民が納得していない普天間基地の日米合意についても山城候補は県内移設反対を訴えている。長年にわたって平和活動を行ってきた人物として、沖縄の本当の声を届けられる。
(2)連合沖縄や八重山地協、地区労などの仲間もフル稼働し、多くの市民の賛同を得られるようビラ配布や街頭演説を展開している。6月29日には山城候補が石垣入りし、街頭からの訴えで支持拡大に取り組み、懇談会では政策を浸透を図った。反応は尻上がりに良くなっている。
(3)戦争マラリアで兵隊は住民を守らないという経験から、八重山特有の平和への思いがあり、山城候補の意見は効果的である。また、県立病院の独法化反対、離島交通コストの低減、生活航路の確保、消費税問題などについても明確な施策を示しており、平和政策とともに高く評価されている。
(4)有権者の半分近い人が投票行動を決めていないことから市議団などを総動員し、政策のPRをして支持を訴えていきたい。
【伊集選対・石垣委員長】
有権者は激動的な動き
(1)消費税の増税と米軍普天間基地の移設問題が問われている。普天間問題では、どの候補者が解決できる政策をもっているか。民主や自公の移設先探しでは根本的な解決につながらないことは、これまでの経緯が証明している。無条件返還しか解決の道はない。この論点を広げていきたい。
(2)内閣支持率も急落し、有権者もどの政党に入れていいかわからない層が多くなっている。激動的な動きになっており、最後まで頑張ったところが勝つと思う。
(3)消費税の増税は、社会福祉や財政再建につながらないとアピールしたい。断固反対だ。1989年に消費税が導入されたが、この間の税収のほとんどが法人税の減税に充てられ、低所得者層の負担が増した。本質を伝えていくことが重要だ。普天間問題は県内移設反対集会を超党派で開催するなど大きく動き出すチャンス。ほんとに動かせる伊集候補を送り出したい。
(4)今までやってきたことをやる。対話したり法定ビラを配布したり、辻立ちしたり、できることは全部やろうとおもっている。投票箱が閉まるまで頑張る。
【島尻選対・辻野支部本部長】
市長選の勢い、流れがある
(1)昨年8月の衆院選で沖縄から自公の4議席を失った。現職唯一の議席を死守しなければならない。民主党のバラマキ、政治と金の問題、消費税など今の民主党政権だと日本は沈没する。それが問われている。
(2)候補者が6月30日に石垣入りして浸透を図り、盛り上がってきた。自公の市議や市議選の新人予定候補者が一緒になって朝の辻立ちなどの活動をしている。新人の若い人たちが一緒に活動できることはすごいこと。市長選の勢い、流れがある。
(3)新石垣空港の開港に向けた取り組み、ポスト新石垣の将来ビジョンなど中山市長と連携してやっていくことを確認している。現空港跡利用についても国有地が大半を占めるので解決に向けてやってもらう。医療、福祉、平和のスペシャリストの公明の秋野公造氏とセットで当選させ、国政で頑張ってもらいたい。
(4)期日前投票に力を入れたい。電話作戦をして投票に行ってもらうよう声をかける。投票率が上がれば勝利に結びつく。投票率50%で、12000票の得票が目標だ。
タイトルの「衆院選」は、誤りですよね。
なぜか本文では「参院選」になっていますが。
以前、指摘した「白浜ー船浮」航路の便数も放置のままのようですし。
東京での数少ない八重山情報源として重宝させていただいていますが、もう少し正確さを期していただければ、と思います。