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子牛価格、初日はわずかに前回下回る 3カ月ぶり再開で活気戻る

畜産農家 大きな値崩れなしに安堵
 宮崎県で発生した口蹄(こうてい)疫の侵入防止のため5、6月に中止していた八重山家畜セリが2日、県内のトップを切って八重山家畜市場で再開した。臨時セリは2日間で5、6月の競りに上場される予定だった1427頭が出荷される。初日は計688頭(成牛含む)が上場され、子牛の平均価格は32万5610円で、4月(13・14日)の平均価格33万4840円を下回った。同日の取引額は2億2023万円となった。  セリ市場には早朝から牛を積んだトラックが次々に到着し、消毒液が散布されるなど厳重な防疫態勢が取られた。午前9時のセリ開始時には大勢の生産農家と宮崎県以外の九州を中心とした購買者が参加。威勢のいいかけ声と共に約3カ月ぶりのセリが行われた。  セリ再開にあたって県農業協同組合の砂川博紀理事長は「ようやくセリを開くことができたことに感激しており、購買者も多く集まったことに安堵している」とあいさつ。中山義隆石垣市長も口蹄疫の防除徹底にガンバロー三唱で気勢を上げた。  石垣和牛改良組合の宮良操組合長は「ここで牛の値段が落ち込むと、畜産農家をやめる人も出るかと心配していたが、心配しているほど落ち込んではいないようだ」と安堵した様子。黒島で畜産業を営む下地太さんは「月齢牛(成牛)の価格補償が心配だが、ようやく再開されたことに安心している」と話した。  同日のセリでは上場された688頭のうち、41頭が成牛で平均価格は23万3228円と子牛価格に比べて大幅に下落しており、セリ延期のために12カ月の月齢を迎えた月齢牛が全体の約1、2割ほどいるという。  7月は23、24日にもセリが行われる予定で約1200頭が上場される。
  • タグ: セリ口蹄疫
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