一部寄贈の公有地、町道への認定を要請
川満町長も積極的
西表島大富公民館の西表貫之館長らは2日午後、竹富町役場を訪ね、分譲宅地造成に向けて町に協力を要請した。町によると、公民館が主体となり分譲宅地造成を行うことは異例。町では住宅確保が課題となっていることから、川満栄長町長は同要請に積極的な姿勢を示しており、9月定例町議会での町道認定に向けて作業を進める。同要請は公民館有地(公有地)の宅地造成に向けて、公有地の一部を町に寄贈し、同地の町道認定を求めるもの。
公民館では大富中学校北側の原野、約3000平方メートルの公有地を分筆・分譲し、現在畑として利用されている部分を農家に売却。
残る部分に平均70坪の宅地10カ所を造成し、永住希望者に分譲する予定で同地内の町道整備を町に求めている。
要請で同公民館会計係の金武正さんは「大富は住宅も多く、土地があれば開拓3世も帰ってきやすい。分譲地に家を建てて永住するということであれば価格を下げて土地を売ることで住民の増加につながる」と要望。
川満町長は「住宅確保は町の命題でもあり、大富公民館の取り組みは、公民館によるまちづくりとして良いモデルになる。積極的に要望を受けれて、計画を遂行できるように進めたい」と積極的な見解を示した。
同土地は大富集落開拓時に共有地として登記され、2年前に公有地に変更。昨年12月に農振除外を受け、現状は一部が隣接の農家に使用されているものの、大部分は原野となっている。
町道認定には現状調査、分筆、町への公有地移譲、町議会での町道認定が必要となっており、同公民館と町建設課では9月定例町議会での町道認定に向けて調整作業を進めている。
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