八重山諸島のニュース・石垣島・竹富島・西表島・新城島・小浜島・鳩間島・黒島・波照間島・与那国島

エントリー

全機関・団体で侵入防止 口蹄疫対策緊急会議

観光客への消毒要望も
 八重山地域口蹄(こうてい)疫侵入防止緊急対策会議が、24日午後2時から県八重山合同庁舎2階大会議室で、地区内の関係行政や生産農家、経済団体、港湾関係の代表らが出席して開かれた。会議では、現在の口蹄疫発生状況や県、地区内で実施している侵入防止対策について情報を共有するとともに、口蹄疫が発生していない現状と、万一発生した後の各関係機関が担う役割を確認した。参加した生産農家からは、車両消毒の遅れに対する指摘や、来島する観光客に対するシャワーミスト消毒の実施が要望された。同対策会議は同日午後、県知事を本部長に設置された県口蹄疫防疫対策本部の現地対策本部としての機能も有する。  会議では、宮崎県の口蹄疫発生状況と、殺処分を前提としたワクチン接種など国の新たな防疫対応が報告された。  また、県の侵入防止対策として従来の農場への部外者の立ち入り制限や県外からの家畜導入の自粛などに加え、▽農場入り口の1カ所限去▽公道から畜舎への通路と畜舎周囲への消石灰散布▽野そやハエ、野生動物等の衛生対策の3点が追加されたほか、地区内で近日中に船舶(鹿児島、福岡発)から下船する貨物車両の消毒を実施することが報告された。  このほか来月11、12日の開催で進められている八重山家畜市場の6月セリに向け、セリ会場の消毒のほか、家畜運搬車や一般車両の踏み込み槽などによるタイヤ消毒、動力噴霧器を使った車両消毒を徹底する方針が示された。  参加した農家からは来島する観光客からの侵入防止に向け「足踏み消毒だけでは不十分」として、シャワーミストによる消毒や、水牛を使って営業している業者に対し営業自粛を含めての対応が求められた。  また、農家に配布された消石灰を使った消毒の仕方についての指導も要望された。  ただ、農家間や一般住民に口蹄疫に対する危機感に温度差があり、牛舎に自由に出入りしたり、消毒が徹底されていないケースもあることから、地区内全住民の問題としての認識と行動を求める農家の声もある。
  • タグ: 口蹄疫畜産
  • ページ移動

    キーワード検索フォーム