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サンゴ、順調に成長 富野小児童が健康診断

今年で3年目、白化現象など観察
 石垣市立富野小学校(新城寅生校長、児童12人、生徒4人)が同小北側海岸で取り組んでいるサンゴの健康診断「コーラルウオッチ」は、今年で3年目を迎えた。23個のサンゴについて年8回程度、定点観測をしており、13日から今年の調査が始まった。子どもたちは「去年より元気になっている」とうれしそう。10月までサンゴの状態を見続ける。  同校は県の環境教育モデル校に指定され、2008年度から「サンゴ等海生生物調査に関すること」をテーマにサンゴの健康診断をスタートさせた。今年が最終年度となるが、担当の富川淳教諭は「自分たちのサンゴとして今後も観察を続けたい」と継続に意欲的だ。  ウオッチの対象は枝サンゴなど。児童生徒はそれぞれ「マイサンゴ」として観察するサンゴを決め、5月から10月まで大潮の干潮時に実施。海水温と、色見本カードを使ってサンゴの色の濃さを調べている。  これまでの観察から▽干潮時に干上がりやすい場所は白化が起こりやすい▽いつも海水が残っているイノーの中は白化が起こりにくい▽白化は7月ごろの暑い時期に起こりやすい▽台風が接近すると海水温が下がり、白化したサンゴの色が戻ることなどを確認した。  この日の健康診断は児童生徒と教諭の全員が参加、観察を終えた子どもたちは「色が濃いところと薄いところがあり、次に来るときには元気になってほしい」「去年より濃いところが多かったのでうれしかった」と報告した。  当初から外部協力している大堀健司さんは「長期的に観察することで定量的が記録が残る。白化が起きたときに以前はどうだったか知ることができ、子供たちがやっている意義は大きい。富野小の伝統として今後も続けてほしい」と今後の活動に期待している。
  • タグ: サンゴサンゴ白化現象
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