5月
2日
2010

島内のデイゴ、ほぼ壊滅状態 緊急点検呼びかけ

Category: 災害・事件・事故 Tag: デイゴ ヒメコバチ



大小の倒木受け調査、週明けから防除作業

 大浜小学校のデイゴがヒメコバチの被害などにより倒木したことを受け、石垣島デイゴ再生プロジェクトを推進しているNPO花と緑の石垣島(前津栄信代表)は1日、同事務所(石垣市石垣)で会見し、デイゴ所有者に対し緊急の点検を行うよう呼びかけた。完全に立ち枯れしている場合は撤去するしかないが、それ以外はNPOに連絡、相談するよう要望。NPOでは「安易に撤去しないでほしい。デイゴの状況から判断できない場合はNPOが診断を行う」と協力を求めている。枝が「こぶ状」になっているデイゴについては早めの枝打ちの必要性を強調した。

 大浜小のデイゴの倒木についてNPOは▽小学校の擁壁造成時にデイゴの根が大きく切断された▽道路建設により樹根が痛めつけられ、菌が侵入して腐食が進んだ▽ヒメコバチの被害で樹勢が衰えたことが原因と推測している。
 倒木を受け、NPOでは緊急に理事会を開いて対応策を協議。完全に立ち枯れをしているか、枝や幹の樹皮が多数はがれているケースは撤去、枝に腐食部分がいくつかみられるデイゴはNPOに相談、枝先が「こぶ状」になっているものは撤去の必要性なし、との対応を決めた。

 NPOが1日までに島内のデイゴ436本を調査したところ、健全なデイゴは1本もなく、すべてヒメコバチの被害に遭っていた。NPOでは週明けには樹木医を招へいし、文化財保護指定区域や学校、公共施設を中心に診断を行ったうえで防除対策を講じる。18日から薬剤の注入を開始する予定だ。

 NPOでは「薬品を使わずに再生できるような対応がとれるのではないか」(大兼透事務局次長)として、枝先に「こぶ」が確認された場合は早めの枝打ちを呼びかけた。NPOから職員を派遣して指導を行うことにしており、大兼事務局次長は「公民館や学校のPTAに対応してもらうと助かる」と話した。連絡先は事務局(0980-88-8739)

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コメント

島の発展にと、自然を置き去りにした開発を推し進めた結果が、今の島の現状ではないかと思います。 島を訪れる観光客は、島での自然とそののどかさに浸って、南国情緒を満喫していたと思います。しかしこの10数年で、街の風貌が激変し都会近郊の観光スポットをまねしたかのような町並みに変化し、NPOの方々動き出すまで、島の大切なものを失っている事にさえ気付かずにいた代償が、今あれこれと噴き出して来ているのではないでしょうか、赤瓦にしかりデイゴにしかり島の風情を支えてきた物が、少しづつ消えて行っている事は、私達も石垣を訪れるたび感じました。
4~5年前子供が言った「石垣島に来た感じがしない」あの一言が思い出されます。

kodomo147: [2010年5月3日13:20:26]