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「都大路」に一直線

八重高駅伝部に夢実現のチャンス再び
■男女アベック出場も  八重高駅伝部の「都大路」出場の機運が再び盛り上がっている。毎年12月に京都で開催される全国高校駅伝大会のことだが、去る1月の県高校新人大会で八重高駅伝部が男女とも準優勝を果たし、一昨年の男子に続いて再びチャンスをつかんだのだ。特に女子は1位のコザとわずか23秒という僅差。限りなく夢実現に近づいた。  男子も1位のコザに9分以上の大差をつけられたが、しかし駅伝は水物、1人の選手の調子如何で勝敗は覆る。それだけに八重高の男女アベック出場の快挙も決して夢でない。  11月に沖縄本島の今帰仁村で都大路への出場権をかけて県大会が開催される。男子は離島勢としてすでに宮古農林が復帰以前に2度ほど出場を果たしているが、女子はいまだ出場はなく初となる。確かに都大路での県勢のレベルは本土の高校と比べかなり劣る。  しかしそれでも子どもたちは、野球少年が甲子園、バレー選手が春高バレー、サッカー少年が国立競技場の夢の大舞台を目指すように中長距離のランナーたちは都大路を目指す。たとえ下位といえども出場しないことにはレベルアップも始まらない。今度こそ子どもたちの夢をかなえさせてやりたい。  今年の八重山の駅伝は、快挙・朗報が相次いでいる。2月の沖縄一周市郡対抗駅伝で悲願の初Vを飾り県の頂点に立ったのに続いて、3月には沖縄マスターズあやはし駅伝も3年ぶり2度目の優勝を飾った。 ■女子は離島から初  今回そのたすきは確実に八重高、そして中学につながり、「駅伝王国八重山」につながるものと確信する。  現在八重高駅伝部は男女とも悲願の都大路を目指して早朝練習などを重ねており、期待は限りなく大きい。  特に女子はコザに23秒という僅差だったが、今月これを補う選手として、1月の全国都道府県対抗女子駅伝に県代表として出場、先輩方よりひと足早く都大路を経験した平安名由莉さんが石垣第二中学から入学したことで一段と期待が高まっている。  柿本恵子監督も「子どもたちの力は確実にアップしている」と、監督も選手たちと一緒に夢実現に一直線だ。  しかしそれは優勝候補筆頭のコザをはじめ北山、名護など他の高校も同様必死だ。八重高は有力選手を補強し力を付けたが、他の高校もそれ以上に力をつけていると見るべきだろう。      それだけにより一層本土の高校への強化合宿や遠征が必要であり、その費用負担は父母の会だけでは限界があるし、地域のカンパ支援が必要だ。 ■今夜、激励会と祝賀会  そのため「八重山から都大路に行かす会」(宮平康弘会長)ではきょう21日夜、南の美ら花ホテル・ミヤヒラで選手らの激励会と、マスターズ優勝の祝賀会を開く。ホテル・ミヤヒラはこれまでも昼食会や夕食会にたびたび選手らを招待するなど支援してきたが、今回も会費の何割かは同ホテルの厚意で強化合宿費などに充てられる。  去る春休みは男女とも本島や長崎で合宿をしたが、夏休みも同様に熊本などで強化合宿し、特に女子は10月に鳥取のくらよし女子駅伝に参加を計画している。同大会は全国から90前後のチームが出場する文字通り都大路、あるいは県大会の前哨戦。沖縄からコザ高校なども出場しており、力を試す絶好のチャンスだけにぜひ出場させたい。  野球は夢の甲子園が実現したし、今度はさらに都大路の夢実現に地域の物心両面からの支援を望みたい。

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