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「白保のサンゴ大きく減少」開設10年で結果公表 しらほサンゴ村

 WWFサンゴ礁保護研究センター「しらほサンゴ村」は2000年4月の開設以来、白保地区のサンゴ礁で実施してきたモニタリング調査の結果を公表した。それによると、サンゴが占める面積の割合を示す被度が低下しており、同センターでは「サンゴが大きく減少している。サンゴ保全のためには地球規模の取り組みから地域的な取り組みまで、さまざまなレベルの対策を継続する必要がある」としている。  調査結果によると、リーフエッジに近い沖側のフタマタクムイ、モリヤマグチでは、平均25%以上だった被度が10%前後まで減少していた。  同センターはその直接的な要因として大型台風や白化を挙げたうえで、「赤土など陸域の物質が多量に流入し、サンゴ礁にストレスを与え続けている」と指摘した。  特に赤土では「健全なサンゴ礁の限界か、それを超える堆積量が続いている」と懸念し、「県や市の対策事業が進められているが、サンゴ礁環境の明瞭な改善には至っていない」とした。  ただ、「白化から回復したサンゴや、新たなサンゴの加入なども確認されており,回復の可能性はあることが示されている」とも述べ、サンゴ礁の環境を回復させる取り組みの重要性を強調している。  同センターでは、地域のコミュニティを通じた環境保全の取り組みにも着目し、2004年の白保魚湧く海保全協議会の設立や、2005年9月から定期的に開催している白保日曜市などにかかわっている。

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