4月
18日
2010

基地問題で講演「隣国との友好関係構築を」 新崎盛暉沖大理事長

Category: 地域・教育



八重山の役割を強調

 基地問題について積極的に発言、行動している新崎盛暉氏(沖縄大学理事長)が16日夜、石垣市健康福祉センターで「沖縄・八重山の基地問題」をテーマに講演した。

 国境地域の平和問題について新崎氏は「友好関係をつくっておけば、戦争したくてもできなくなる」と述べ、八重山が果たす役割の重要性を訴えた。
 島の未来を考える島民会議が八重山の「軍事基地化構想」を止めようと主催。新崎氏は米軍飛行場をめぐる問題、国境の平和問題などについて話した。
 八重山での平和問題について新崎氏は、3市町と台湾東部との経済交流推進共同宣言や経済交流による中台間の関係改善に言及したうえで「軍事力ではなく、文化、貿易、学問などの交流を通じて戦争ができない状況をつくっていくのが沖縄、特に八重山の役割ではないか」と指摘した。
 普天間飛行場問題では「県議会の全会一致の決議は各党の多様性を内包した島ぐるみという意義がある。県民大会は大衆的な規模でそれを表明するものであってほしい」と期待した。
 鳩山首相が表明している5月決着には「到底、決着がつくとは思わない。つかなくてもよい。県民大会で、5月末で決着を出せというのではなく、きちんと正しく米国と交渉するよう求める必要がある」と強調。参院選で沖縄の基地問題を争点にする必要があるとも指摘した。

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