那覇市に本社を置く県内大手の水産加工会社「ホクガン」(上原武市会長)石垣工場の落成式が19日、関係者を招いて行われた。八島町の工場で落成式と施設案内、また市内ホテルで講演会と祝賀会があり、参加者は市水産業振興に期待した。
工場は郡内最大の冷凍倉庫を有し、総事業費約20億円を投じた。マイナス20度と45度の冷凍庫が整備され、収容能力は1721トン。もずく一次加工室、冷凍加工室を備える。2階建てで、建築面積は3672平方メートル。
同社はもずくの加工を行うが、細胞を壊さずに凍結できるCAS(Cells Alive System)冷凍庫を導入しており、今後もずくだけでなく、魚類や石垣島の特産品なども扱っていく方針。
従業員10人とパート5人で今月下旬ごろから操業予定で、6月上旬までにもずく原料生産高180トンを目標にしている。
同工場で一次加工(缶詰)を行った後、栃木県の日光工場で二次加工(製品化)、「石垣島産もずく」として関東圏へ出荷される。
祝賀会で上原会長は「地元にいかに貢献できるかを考えて頑張っていきたい。皆さまのご指導をお願いしたい」とあいさつし、石垣島工場の上原満工場長は「地元の食材を多く扱い、流通販路を拡大して地域に貢献したい」と話していた。
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