Category: 政治・行政 Tag: 海上保安庁 竹富町
竹富町の川満栄長町長は離島の急患輸送体制の強化に向け、ヘリの更新と輸送体制の充実を求める要望を第11管区海上保安部や海上保安庁に行う考えを示した。
8日午後、同保安部の那須秀雄本部長の訪問を受けて見解を示したもので、今後、与那国町、多良間村との協議を経て、3町村で保安本部に要望を行う予定。
竹富町によると、那須本部長は台風の影響で傾いた灯浮標の修繕や先日、竹富島の南西沖で旅客船が炎上、沈没した事故処理の状況などを町に報告。その中で第11管那覇航空基地に配備されているヘリ「アグスタ139型」の話があったという。
川満町長は八重山毎日新聞社の取材に対し「海上保安庁には大変、世話になっている。竹富町各島の急患輸送に使用されているヘリより性能が高いと聞き、石垣航空基地に配備できるなら、ぜひお願いしたい。ヘリの定員も現在より多く、振動も少ないのであれば、町民の救急時に非常に助かる」と話し、与那国町、多良間村と協議し、3町村で新型ヘリの石垣航空基地への配備を要望したい考え。
同保安部によると、石垣航空基地に配備されているヘリは「ベル212型」と「ベル412型」の2機で、海上保安庁では全国的に「ベル212型」の後継機として「アグスタ139型」を08年から導入している。両機を比較した場合、「アグスタ139型」の方が速度も速く、座席数も多い。
具体的には「ベル212型」が最高110ノットに対し、「アグスタ139型」は169ノット。定員も「ベル212型」の11席に対し、「アグスタ139型」は15席と内部構造も広く、ヘリポートも同一のヘリポートで対応できるという。
同本部では「要望の内容を確認して検討したい」としているが、各機体の更新・配置は本庁の検討事項でもあるため「実現性は分からない」としている。
石垣航空基地の宮古・八重山地区における急患輸送実績は3月1日現在で今年に入ってから20件20人、急患輸送を開始して以来2399件、2453人となっている。
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