職員採用試験実施
ごみ有料化も表明
普天間飛行場、県外・国外移設で意見書
竹富町議会(通事隆一議長)の3月定例会が5日午後開会し、川満栄長町長が施政方針演説を行った。川満町長は「日本一のオンリーワンを目指し、町全域の均衡ある発展を図るための施策実現に積極的・果敢に取り組みたい」と述べ、重点施策として▽行財政改革の断行▽西表島における新たな水源地の確保▽生活保全航路の整備▽自然環境の保全とその利活用の4項目を掲げた。また、同議会では米軍普天間飛行場の県外・国外移転を求める意見書を決議した。
今議会に町当局は38億6200万円の2010年度一般会計予算案、総額12億2300万円の特別会計予算案7件、2億3000万円の09年度一般会計補正予算案など予算案14件、町総合計画第4次基本構想、第4次国土利用計画、ごみ有料化に向けた条例改正案など10議案を上程した。
施政方針演説で川満町長は行政運営の基本的な課題として「地方分権が進められる中、権限委譲の受け入れ態勢の整備が不可欠だ」として本年度から職員採用候補者選定試験制度の導入や職員の資質向上を図る方針を説明。
09年度で第三次竹富町行政改革大綱、竹富町集中改革プランが終了、新たに竹富町総合計画第四次基本構想、第四次竹富町国土利用計画のスタートに向けて同計画案が同議会に上程されている。
各項目ごとの施政方針では、自然環境の保全について「竹富町イリオモテヤマネコ保護基金」を創設。環境共生型観光地形成支援事業を導入し、西表島船浦湾周辺の保全に向けてソフト・ハード面の事業を展開する。
産業振興については含みつ糖地域における生産農家・工場の経営安定を図るため、分みつ糖地域と同等の支援策が講じられるように県・関係機関が一体となって国に働きかけ、黒糖ブランド力強化対策事業により新製品の開発、需要拡大に取り組む。
住民福祉については医師不在が続いている町立竹富診療所の常駐医師確保に向けて、竹富診療所・医師住宅整備に取り組むとともに、県立八重山病院の存続を県に求めていく方針を示した。
教育行政について川満町長は「学校存続と統廃合問題は地域のコンセンサスを図りながら状況を見極め、取り組んでいく」としており、2010年度中に統廃合問題を検討していくとしている。
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