
Category: 地域・教育
石垣市宮良出身のシンガー・ソングライター成底ゆう子さんが5日夜、市民会館中ホールで行われた人権啓発講演会の講師に招かれ、「島に生まれて見る絆、知る絆」と題して歌に込めた思いを語った。
成底さんは「月ぬ美(かい)しゃ」「てぃんさぐの花」を披露した後、「八重山で生まれたことは私の財産」と切り出し、島を離れてから気づいた両親の深い愛情、故・森繁久弥との出会いなど、人と人との絆(きずな)について感じ考えたことを優しい口調で語った。
演題の「島に生まれて見る絆、知る絆」が込められているという曲「ふるさとからの声」は挫折した音大時代、ふるさとから届いた野菜と缶詰の入った荷物と手紙、受話器から聞こえる両親の声に励まされ、勇気づけられたことをつづった歌詞。成底さんは情感豊かに歌い上げ、聴衆の涙を誘った。最後に「人と人との絆を願う気持ち、思いを忘れないで」と語った。
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