3月
5日
2010

先の石垣市長選は、新人の元市議、中山義隆氏が…

Category: 不連続線



 先の石垣市長選は、新人の元市議、中山義隆氏が初当選を果たし、向こう4年間、石垣市のかじ取り役をすることになった。序盤から優勢を伝えられていたとはいえ、フタを開けてみると、現職に5014票の大差をつけての圧勝。得票数も市長選史上、過去最多となり、翌朝の新聞紙上には「歴史的大勝利」という見出しが躍った▼しかも、42歳の若さは1994年の選挙で初当選した大浜長照氏の46歳を更新、史上最年少市長という▼昔から「寄る年波に勝てず」というが、若さと行動力にはやはり、勝てぬということか。大浜氏が敗戦の弁で「選挙戦のやり方で時代的な差を感じた」と語っていたように、イメージ作戦で中山氏が若者をはじめ多くの有権者の心を引き寄せたのも勝因の一つかもしれない▼それだけに有権者は、市政への新しい風と変革を求め、若いニューリーダーに大きな期待をかけている証(あかし)といえよう▼政治は常に新しい発想が必要だ。中山氏が掲げた公約には、市民の要望に応える「すぐやる課」の設置や市長公用車の廃止など興味深いものが多い。市長一人が乗る黒塗りの公用車は維持管理に経費がかかるだけでなく、無駄の象徴みたいなものだ▼厳しい財政下、無駄を省く英断は大いに必要だ。新市長のいう「市民目線の政治」に注目したい。(南風原英和)

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