2月
28日
2010

カンムリワシを放鳥 事故多発で防止呼びかけ

Category: 自然・科学 Tag: カンムリワシ 天然記念物



 今年1月に交通事故に遭ったメスのカンムリワシ1羽が全身打撲のけがから回復し、27日朝、保護された石垣市野底で放鳥された。カンムリワシの交通事故は今年、石垣島で6件確認されており、前年1年間の確認件数にすでに達している。

 冬から春にかけてはカンムリワシのえさとなるヘビやカエルが少なくなり、車にひかれた生き物を食べに道路に降りたカンムリワシが交通事故に遭うこともある。
 ただ、今年はカンムリワシの交通事故がハイペースで発生しており、環境省の竹永泰雄自然保護官は「アクセルをちょっと緩めるだけで、カンムリワシの交通事故は減る」と、カンムリワシの交通事故防止を呼び掛けた。
 この日の放鳥では、近くの住民や日本野鳥の会石垣島支部(宮良祐成支部長)のメンバーら10人余りが立ち会い、このカンムリワシに「マーペー」の愛称を付けた。近くの電柱にはオスのカンムリワシの姿も。
 その後、カンムリワシを地面に降ろすと、勢いよく飛び去った。
 保護した岩本純子さん(59)=石垣市栄=は「歩道でぐったりしていたので、大丈夫かと心配になったが、治ってくれてうれしい」と話していた。

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