2月
26日
2010

不登校児の70%が復帰 あやぱに学級

Category: 地域・教育



関係機関の連携重要
小学校からの早期対応を

 「子どもの居場所づくりと社会的自立を目指した適応指導~段階的援助指導と関係機関との連携を通して~」をテーマにした市立適応指導教室「あやぱに学級」の2009年度実践報告会が25日午後、大浜信泉記念館で行われた。平安山誠担当教諭が1年間の学級活動の成果として、関係機関との取り組みによる計画的な登校実践などで、同学級に通う児童生徒の70%が、原籍校への復帰につながったことや、小学校からの早期対応の重要性などを報告した。

 同学級は、不登校児童生徒が自立の心を高め、社会性を身につけさせるための援助指導を行うことで、学校適応を図ろうと1994年に開設されている。
 報告会で平安山教諭は、前年度までの通級支援や関係機関・原籍校との取り組みをもとにした計画的な登校実践を報告。その中で「関係機関の連携強化が重要だと感じた」と強調。また、今後については▽通級できない児童生徒への支援方法▽原籍校担任・専門家や福祉関係機関との連携強化などの課題点を挙げた。
 続いて行われた原籍校に戻る児童生徒らの「立志式」では、漢那憲吉所長が「人とふれあったことをきっかけに子どもたちに笑顔が戻ってきた。指導員だけでなく、関係機関のおかげだ」と関係者に礼を述べ、通級していた児童生徒らに修了証を手渡した。
 児童生徒らは「勉強して高校に行きたい」「あやぱに学級で教わったことを忘れずに頑張りたい」と決意表明。保護者らも「学校生活の中で本人が目標に向かってくれることに期待しており、皆さんに感謝している」などと礼を述べた。

 このあと、関西福祉科学大学教授の大野太郎氏を講師に招き、「子どもと大人のストレス」をテーマにした講演会が開かれた。来場した関係者らは、ストレスの受け取り方を変えるストレスマネジメントについて認識を深めた。

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