2月
26日
2010

記録的豪雨により、石垣島各地で道路冠水や…

Category: 不連続線



 記録的豪雨により、石垣島各地で道路冠水や床下浸水が相次いだ22日の翌朝、白保の女性からこんな声が寄せられた。県と市が実施した土地改良工事で先祖代々の墓が豪雨のたびに水没。18年前から役所に出向いて、掛け合っているが、改善してくれないという訴えだった▼「土地改良が行われる前はこんなことはなかった。沈砂池が設置されてから大雨が降ると、そこからあふれた水や国道からの水が墓地に流れ込んでいる」という▼女性は「役所も設計ミスを認めているが、今日まで問題を解決してくれない。16年前には墓の移転も余儀なくされた。泣き寝入りしたくないので、元の墓は現地に残してある」と話す▼復帰後、石垣島では大規模な農業基盤整備が行われ、農家の所得向上に大きく貢献した。反面、圃(ほ)場から海へ赤土が流出するなど“負の遺産”も生まれた。白保の墓地水没もこれと同様な“人災”だ▼一方、元メイクマン石垣店前の道路冠水も、まだ抜本的な解消策が図られていない。真栄里多田浜線の整備で通常の雨水は処理可能となったが、集中豪雨時にはひとたまりもない。22日の豪雨では、一時通行止めとなり、登校・出勤時の足に影響が出た▼国道は島の大動脈だ。豪雨時に寸断されるという事態を県は一日も早く解決してほしい。(南風原英和)

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