Category: 地域・教育
サザンゲートブリッジ先の石垣港湾内で取り込む寸前の大物ガーラが、サメに横取りされた。
釣り上げた下里肇さん(34)は、釣り歴まだ3年ほどだが、2009年3月には県記録の76センチ、7.1キロのムネアカクチビを釣り上げるなど、腕前はベテラン並みだ。いつも陸からタマン、ガーラを狙うそうで、この日も夕方から八島町ヨットハーバー対岸の埋立地護岸から、島ダコの足を餌に竿を振った。
暗くなりかけたころ、強い引きで180メートルほど糸が走った。海に引きずり込まれそうな引きに必死に踏ん張るうち、ガツンと大きな当たりが来て竿がしなった。40分ほどの大格闘の末に揚がったのは、大きなカマジャー(ロウニンアジ)の頭だった。
胸びれがピクピク動いていたが、その後ろにあるはずの胴体は食いちぎられ、大きなサメの歯型がついていた。頭だけで12キロ、タモ網(径60センチ)からはみ出しそうな大きさだった。
肇さんは、「体長は150センチ余り、重さは30~40キロあったのではないか」と推測する。頭は持ち帰り家族や釣り仲間に見せた後、この日が誕生日という友人にプレゼントした。
釣り好きだが魚を食するのは、ちょっと苦手という肇さん。それにしても、巨大カマジャーをひとかじりしたサメの存在は脅威だ。
肇さんは、「港内でも70センチほどのサメが釣れることは珍しくない。時折ヨットハーバー付近で泳いでいる少年を見かけるが、注意が必要では?」と心配そうに話していた。
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