7日攻防で支持拡大へ28日投開票
任期満了に伴う石垣市長選は21日告示され、届け出順に前市議で新人の中山義隆氏(42)=自民、公明推薦=、5期目を目指す現職の大浜長照氏(62)=民主、社民、共産、社大推薦=が立候補、新人と現職の一騎打ちが確定した。両候補は、選対本部前で開かれた出陣式、出発式に臨み、第一声を放ったあと遊説に繰り出し、1週間の攻防に突入した。市政の刷新改革か継承発展かを争点に、選挙戦が展開される見通しだ。投開票は28日。
前哨戦で中山候補は保守層のほか公明の支援を追い風に、若い世代を中心に幅広い支持層の獲得に動いてきた。大浜候補は公明の抜けた穴をカバーしようと支持基盤を強化、一部の保守票の取り込みも展開してきた。事実上の終盤戦となる1週間で、どこまで支持の輪を広げることができるかが勝敗の行方を左右する。22日から始まる期日前投票の出足が注目される。
政策面では中山氏が長期政権を批判、新しい石垣市づくりをPR。大浜氏は実績を強調し、継承発展を訴えている。中山氏は出陣式で「歴史に残る戦いをいっしょにしてください」と声を張り上げ、大浜氏は「明るい豊かなまちにするために支援と支持をお願いしたい」と訴えた。
【中山義隆 なかやま・よしたか】
1967年6月26日生まれ。近畿大卒。(株)野村證券で勤務後、家業に従事。04年に八重山青年会議所理事長、06年に日本青年会議所沖縄地区会長。同年9月に市議初当選。09年11月に辞職した。
【大浜長照 おおはま・ながてる】
1947年10月18日生まれ。群馬大卒。75年から県立八重山病院医師。78年に検査科呼吸器医科長、81年に副院長、87年から院長を務め、93年に退職。94年市長選に立候補し初当選。現在4期目。