大浜・中山両陣営、ラストスパートへ
任期満了に伴う石垣市長選(28日投開票)は21日告示される。5期目を目指す現職の大浜長照氏(62)=民主、社民、共産、社大推薦=と前市議で新人の中山義隆氏(42)=自民・公明推薦=が立候補を届け出、現職と新人の一騎打ちとなる見通しだ。市長選は事実上終盤戦に入っており、告示以降が最後の追い込み。両陣営とも22日から始まる期日前投票を重視、投票行動に結びつける運動に全力を挙げる。票の取り込みや囲い込みにしのぎを削ることになりそうだ。
今市長選は従来の保守対革新という“保革一騎打ち”とは様相が異なる。革新系の大浜陣営とともに戦ってきた公明が保守系の中山支援に回る一方、保守系市議3人が大浜陣営と近い関係を保っているからだ。これが選挙にどう影響するかも注目点の一つとなっている。
両陣営はこれまで後援会事務所を拠点に前哨戦を繰り広げてきた。両立候補予定者は市議団らとともに朝夕の街頭立ちから懇談会への出席など東奔西走、チラシやネット上でも政策やプロフィルを紹介するなどして浸透を図っている。
今選挙は新空港の開港を見据えたまちづくりのかじ取り役を選ぶ重要な選挙となるが、政策面で大きな争点は見当たらない。実質的には4期16年の大浜市政の評価が問われることになる。
挑戦者の中山氏は「変えよう長期政権」をキャッチフレーズに「新しい石垣市づくりを」と呼びかけ、受ける大浜氏は「市政続投」と実績をアピールしながら「5期目で総仕上げを」と訴えている。