助成は新年度から
石西礁湖自然再生協議会が去年7月に口座を開設した石西礁湖サンゴ礁基金への寄付は、今年1月末で132件合わせて62万7124円となった。助成は2010年度から開始し、複数の案件に総額80万円程度を助成する予定。
19日に市内で開かれた第12回協議会では、八重山高校の3年6組がフリーマーケットを開いて集めた8万8920円を同基金に寄付し、土屋誠会長(琉球大学理学部長)に手渡した。
同基金は、白化やオニヒトデなどからサンゴ礁を守る活動に助成するのが目的。同協議会では、個人の立場で参加している委員を中心に資金の確保が難しい場合が多い。同基金運営委員会では、当面は委員向けに助成し、まとまった規模の寄付金が確保できるようになった段階で一般への助成を検討していく。
また、官公庁の予算は、年度初めの4~5月ごろに執行するには手続きが間に合わないケースがほとんど。この時期はオニヒトデの放卵や放精が行われるため、官公庁の予算を執行しにくい時期に、同基金から資金を得たいという声もある。
同基金運営委によると、去年6月から今年3月までの2009年度の収支では、収入として寄付金80万円を見込んでいる。寄付の方法はホームページなどで公表している。
この日、八重高3年6組が寄付したのは、去年9月の八重高祭でフリーマーケット「美ら海マーケット」を開いて得た売り上げ。同フリーマーケットでは、流木や古新聞で作ったサンゴや海の生物の模型も展示し、来場者に石垣島の海について関心を持ってもらうよう工夫した。
贈呈式には同基金運営委員会事務局との調整役を務めた浦内栞(しおり)さん(18)と石垣章子さん(18)が出席し、「八重山の海を守るため、有効活用してください」と土屋誠会長に寄付金を手渡した。
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