八重山商工高校商業科観光コースの1年生を対象とした「石垣島天文・星空ガイド高校生リーダー養成塾」(主催・沖縄こども未来ゾーン運営財団など3団体)が18日午後、県立石垣少年自然の家を主会場に始まった。本年度から3年間の子供科学力養成塾事業の一環。今回の講座では、19人の高校生が19日までの2日間、NPO八重山星の会などの協力を得ながら八重山の天文や星空の学習、観察を通し星空が石垣島の観光資源と成りうることを確認。最終日に星をテーマとした星空観光ガイドを提案する。
初日は、午後1時から同自然の家で国立石垣島天文台の宮地竹史副所長が「八重山の星空の魅力」について講義したほか、工作として郷土玩具の星コロや小型望遠鏡を作った。また、中型望遠鏡の組み立てと設置を実習し、望遠鏡の仕組みなどを学んだ。VERA天文台の電波望遠鏡や石垣島天文台のむりかぶし望遠鏡を見学した。
講義のなかで宮地氏は、むりかぶし(南十字星)にまつわる八重山の民話や民謡などを例に出し、星が、昔から八重山の人々の農耕や生活と密接にかかわりがあったことを紹介。さらに、八重山は▽南の空が見られる▽大気が安定している▽夏の晴天率が良い▽星文化があると国内で最も星空観測に適していることや、沖縄でしか見られない南十字星を含め88星座のうち84もの星座が見られる点を挙げ「星空を好きになり、八重山の星空の魅力を全国に発信してほしい」と呼びかけた。
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