2月
7日
2010

「地域通貨の導入を」石垣島ライフスタイルフォーラム

Category: 社会・経済



安井氏が基調講演
観光産業、新しい魅力づくり必要

 ~島を活かして島に生きる~をテーマにしたシンポジウム「石垣島ライフスタイルフォーラム2010」(いしがきブランディングプロジェクト推進委員会主催)が6日午後、石垣市商工会館ホールで開かれた。シンポに先立ち開かれた委員会では▽国際化▽文化芸能の発信▽地域通貨の取り組みの3項目を2010年度の取り組むべき課題として抽出。フォーラムで提言された「アトム通貨(地域通貨)」の導入の検討や中小企業庁の「地域の魅力おもてなし事業」の採択に向けて本年度の活動を展開していく。

 フォーラムでは、早稲田・高田馬場を中心に展開されている「アトム通貨(地域通貨)」に携わった前衆院議員で早稲田商店街相談役の安井潤一郎氏が「地域通貨を通した地域ブランドづくりのすすめ」と題し講演し、全国5地区で展開されているアトム通貨の石垣島での導入を勧めた。
 続いて、講演した県観光振興課長の下地芳郎氏は「観光産業は苦しい時期だが、沖縄の魅力そのものが落ちたわけではない。こういう時に新しい魅力を見つけてチャレンジすることが必要ではないか」と話し、文化資源を活用した新たな取り組みの必要性などを訴えた。

 パネルディスカッションでは、同プロジェクトの今後の取り組みについてアトム通貨導入に携わった木下斉氏は「島内という分かりやすい区切りの中で石垣のプラスになる活動に地域通貨を導入し、地域経済を循環させるツールにしてほしい」と述べ、下地氏は「発信力の強化、ブランド事業としての数値目標の設定が必要だ」と提言。
 同推進員で石垣自然観察の会代表の谷崎樹生氏は「よそからのハイテクを導入することではなく、地元のローテク、自然を活用することを再確認するべきではないか」と提案。ティーラ・アースの平良静男代表、市商工会の前田義世事務局長はそれぞれ新石垣空港開港後の展開を訴えた。

 会場には、同プロジェクト推進委員や市商工会員をはじめ大勢の市民が来場。フォーラム終了後は懇親会が開かれ、石垣島のブランド化に向けて意見を交わした。

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