町の将来像語る島民、業者ら約40人参加
竹富町の観光立町宣言に向けた「竹富町の将来像と観光(感幸)を考える大ゆんたく会」(主催・竹富町商工観光課)が、2日午前11時からチサンリゾート石垣で開かれ、各島の住民や観光業者、関連機関、行政関係者など約40人が参加し、昼食を挟み約4時間にわたり、町の将来像や観光の在り方などについて意見交換した。町では、今回のゆんたく会を踏まえ、「地域住民も来訪者も共に幸せを感じる観光(感幸)まちづくり」を進めることにしている。
町では、2002年度に「町観光振興基本計画(第1次計画)」を策定。07年度に改定している。今回は新石垣空港の2013年開港を控え、観光入域客の飛躍的な増加が見込まれるなか、時代の変化に即応しながら、町の将来像を描き、それを実現するための行動指針として、観光立町宣言と推進計画の策定を計画している。
計画では、住んでよし、訪れてよしの「観光まちづくり」を基本方針に、自然・文化や環境の保全と経済活性化の両立を目指す。観光まちづくりの理念は、地域住民と訪問者がともに感動や幸せを共有できる交流を挙げている。
町では、これまで役場内や観光業界、町内各島々で計15回のゆんたく会を開き、延べ176人の参加を得て、町の将来像と観光について意見を交換してきた。
今回の大ゆんたく会では、事務局がこれまでの取り組みの経緯や、計画の概要などを説明。町の観光(感幸)立町宣言に向け、多くの人が短時間でたくさんのコミュニケーションを行うワールドカフェ」と呼ばれる会議手法で、複数のグループに分かれ意見を交換した。
このなかで、竹富町観光のキャッチコピーとして「島時間満喫」や「また行きたい島、また会いたい人」「南十字星の見える竹富町」など。滞在型観光に向け「町全体のマーケティング」「新しい観光の開発」「島が主体になった観光」などの意見が出されたほか、自然環境や文化資源の活用、農漁業との連携についても意見が出された。
町では今後、今月下旬から来月上旬に起草委員会を立ち上げ、今回出された意見や各島の起草委員会から提起される課題などを踏まえ、観光立町宣言や観光推進計画の素案について議論。3月21日に竹富島で開かれる八重山の海びらきの場で観光立町宣言することにしている。
推進計画も年度内に報告書という形でまとめることにしている。
コメントしてください。(
)