2月
1日
2010

チームワークでつかんだV 市郡対抗駅伝

Category: スポーツ Tag: 駅伝



地道な取り組み花開く
真紅の優勝旗を手にきょう凱旋

 【那覇】1月30日から2日間にわたって開催された第33回沖縄1周市郡対抗駅伝競走大会で、初の栄冠に輝いた八重山郡。島尻勝人監督は「ずばぬけて速い選手はいないが、選手一人ひとりが地域の誇りを背負っているという意識を持っている。今回の優勝はチームワークでつかみ取ったようなもの」とレースを振り返った。

 初日総合1位で2位に約6分の差をつけた八重山は最終日、前半で19区・永井秀樹、20区・與那国弘樹が安定した走りを見せたが、最も長い21区(17.1キロ)で入高島卓也がペースダウン。初日に区間1位の走りを見せた入高島だが、疲労が回復せず区間11位となり、前半は3位で終えた。
 後半は22区の屋良部圭作が力を発揮できず、12位からのスタートとなったが、エース・下地将平が24区で区間1位の走りでチームを3位まで引き上げた。2位の国頭と約6分あった初日の貯金はわずかとなったが、アンカーの宮良拓海がしっかりとリードを維持して後半3位でゴール。総合で2位となった。
 その結果、八重山は2日間の総合成績で1位に輝き、初優勝を果たした。

 待ち望んだ優勝に島尻監督は「先輩たちから受け継いできた夢がかなった。選手だけでなく、役員、スタッフ、応援してくれた郡民の支えがひとつになってつかんだ優勝旗だ」と目に涙を浮かべた。
 団長を務めた玉城学郡陸上競技協会会長は「これまでマラソンクラブを中心に小学生から一般まで記録会を行うなど、一貫した地道な努力が成果となって表れた。今後も若手を育てていきたい」と長年の積み重ねを振り返った。

 アンカーを任された宮良選手は「中学駅伝でアンカーを走り、最後に抜かされて全国出場が果たせなかったのでいい印象はなかったが、優勝できたことでいい経験となった」と感慨深げ。
 エースの下地選手は「コンディションは良くなかったが各選手の気持ちがひとつになり優勝できたことで、きずなのすごさを実感した」と感想を述べた。
 選手団は2月1日午後1時45分、石垣着のANA便で凱旋する。

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