Category: 不連続線
去る1月28日、波照間にいる高校の同期生である美底清照君が突然逝ってしまった。その数日前に島からヘリで運ばれた話は聞いていたが、こうあっさり逝くとは思わなかった。享年62歳。早すぎる旅立ちだ。家族も無念だろうが、一番悔しいのは本人だろう▼昨年暮れから念願の自宅の新築に取り掛かり、さらに日ごろから訴え続けてきた波照間空港の再開も、日の目を見ないまま思いがけない旅立ちになってしまったからだ▼彼は高校を卒業後島に残り、トビウオ漁や農業をしながら竹富町の議会議員を16年務め、公民館長や人権擁護委員もしてきた。それだけに島への愛着は人一倍強く、最近はブログも開いて島の情報を発信▼特に08年11月から閉鎖されている空港再開に関しては昨年、今年とも友人知人らへの年賀状は「皆で乗ろう島の飛行機 皆が乗れば大型化」「南の島の活性化 それはあなたの空の旅」と書き込んだ波照間空港の写真入りだった▼家族らの話では、海路はしけも多く年寄りや子供のため、そして島の活性化のためにはどうしても空路が必要と常々話していたという▼しかしRACが31年の幕を閉じ、その後参入した会社も撤退、空港は1年余も閉ざされたままだ。天国から空港再開、君の大好きな島の発展を後押ししてほしい。合掌。(上地義男)
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