1月
29日
2010

シマの特産品を活用した商品づくりが近年…

Category: 不連続線



 シマの特産品を活用した商品づくりが近年、盛んだ。22日にデビューした石垣島パパイヤカレーをはじめ、与那国島の長命草そばやクッキーなど、付加価値を付けた商品が次から次へと生まれている▼もちきびの産地で知られる波照間では生産農家が粉末化したもちきびをパンやマフィン、ポタージュといった食品や料理の素材にしようという試みを始めたという(本紙1月27日付)▼波照間でのもちきび生産は30年前にさかのぼる。当時の農業改良普及所が種を導入、農家に生産を奨励して始まったらしい。土壌が栽培に最も適しているのか、町内の他の島ではほとんど育たず、波照間の特産品としてすっかり定着している▼もちきびは通常、米と一緒に炊いて食べるのが一般的な食べ方で、消費拡大が課題とされていた▼その突破口として考えついたのが、今回の粉末化だ。生産農家4人で設立した「農事組合法人うれしい農」では、昨年の離島フェアで粉末にしたもちきびの料理レシピを配布し、食材としての新たな活用法をPRしている▼パンやもち、せんべいなどは既に試食品として開発され、特産品への道筋も付けた。組合では、サーターアンダーギーやカステラなどは地元で製造販売したいと意欲的。シマを元気にするアイデアがどう花開くか楽しみだ。(南風原英和)

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