フル、ハーフ、10キロの3コースで24日に行われた第8回石垣島マラソン大会。過去最多のランナーがそれぞれの思いを胸に走った。沿道では大勢の市民、ボランティアが声援を送り、ランナーを後押しした。コース沿いには子どもからお年寄り多数が繰り出し、パーランクーやドラを鳴らしながら声をかけ、選手らも応援団とハイタッチしながら「ありがとう」と笑顔。大会を通して交流の輪が広がった。
市街地の10キロコースではジョギング感覚で出場するランナーも。記念写真を撮りながら走るなど、大会を楽しんでいた。
また、ハーフでは、アップダウンの激しいバンナ公園コースに「やっと登り切ったと思ったらすぐに次の上り坂があり、きつかった」という一方で、「自然のなかを走るのは気持ちいい。名蔵湾もきれいに見えた」と風光明美なコースをたたえる参加者もいた。
宮良橋では、八重山凧愛好会のたこも揚がり、選手たちを応援。
フルマラソンの部は、新空港の建設によりコースの一部が変更。見通しの良い付け替え道路が新しいコースとなり、選手たちからは「コースの先まで見渡せて新鮮な感じ」「前回のコースより走りやすい」との感想もあった。
各集落では地域住民が沿道に出てきてランナーを励ました。
毎年、パーランクーを持って応援しているという宮良の前島千代さん(85)は「選手の皆さんが走っている姿を見ると、こちらまで元気になってくる。声だけでは気持ちを伝えられないので、パーランクーで気合を入れている」とか。
また、各給水地点や選手誘導、走路員など783人のボランティアが大会を支えた。
給水ボランティアを行った名蔵小中学校の西原あゆみさん(3年)は、「フルマラソンを走りきることはすごいと思う。そんな選手たちのお手伝いができてうれしい。1人でも多くの人が完走できることを願っています」と話し、ランナーと併走しながら水やスポーツドリンクの入ったコップを手渡していた。
市営陸上競技場では多くの市民が選手たちを出迎え、家族や友人の声援に選手たちも最後の力を振り絞ってゴールを目指した。
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