八重山諸島のニュース・石垣島・竹富島・西表島・新城島・小浜島・鳩間島・黒島・波照間島・与那国島

エントリー

先日、同期生から電話があった。「昨年の…

 先日、同期生から電話があった。「昨年の暮れ、酔っ払ってどこかで財布をなくしたが、それが八重山署に届けられ、無事戻ってきた。名前も名乗らず、中をあけた様子もない。今のご時世にこんな奇特な人がいるとは。こういういい話を新聞は出してくれ」と大感激のご様子だ▼財布には船と車の免許証、キャッシュカード、それに2000円札の現金が入っていた。年明けの3日にどうせ駄目だろうと思いつつ八重山署を尋ねたところ、何と届け出があったのだ▼しかもこの日はおふくろさんの97歳のカジマヤー祝い。二重の喜びだったと「奇特の人」に感謝▼そこで八重山署に今どき時こういう感心するほど素晴らしい、奇特な人は多いのか少ないのか聞いてみた。拾得物係の答えは「何とも言えない」▼ただ昨年1年間の財布のみ数字をまとめたもらったが、結果は財布を落として届け出た人581件、これに対しひろって届け出た人は392件。両方とも届けない人がいるので単純比較はできないが、ただ7割近くも拾得物の届け出があるのは、八重山の人々はまだまだ捨てたものではないということだろう▼一方で八重山は残念なことに、マナーの悪い人も少なくなく、ごみひろいなどが大変だということ。こういう迷惑な“遺失物”は願い下げにしたい。(上地義男)

関連するニュース

  • 関連するニュースはありません。

ページ移動

キーワード検索フォーム