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天川御嶽拝殿を解体 登野城字会

6月に伝統木造で完成
住民総出で作業
 老朽化に伴って建て替えられる天川御嶽の拝殿の解体工事が23日行われ、登野城字会の会員らが重機を使わずに素手で解体した。来月1日に地鎮祭を行い、6月には新しい木造拝殿が完成する。  天川御嶽は、登野城村鎮守の神として崇拝され、豊年祭や雨ごい、厄病除けの祈願などが神前で行われている。  御嶽の拝殿は、1874(明治7)年にかやぶきで建立され、以来、3度改築され現在に至っている。しかし、最後の改築(63年)から47年が経過し、老朽化が進んだことから今年、建て替えられる。  新築される拝殿は、寄せ棟造りの木造。現在の本土の神社などで使用されている入り母屋造りから、八重山の伝統形式である寄せ棟造りに変更する。広さは40平方メートル(約13坪)で若干広めとなる。両側の灯籠(とうろう)も、現在のコンクリート性から石材に変更する。  2月1日に行われる地鎮祭では、古式にのっとり、ユンタを唄いながら昔ながらのジーピシ(地固め)を行う。工期は6月10日。7月21日からの豊年祭に間に合わせる。  建て替えに向け同拝殿新築事業期成会(伊波剛会長)が、1200万円を目標に広く、募金活動を展開してきたが、ほぼ募金のめどが立った、という。同期成会では、拝殿工事とともに周囲の塀など境内の環境整備を行うことにしている。  期成会の伊波会長は「字会と期成会が一緒になり募金を行ったが、おおむね目標を達成できた。新しい拝殿で豊年祭ができる。募金に協力してくれた人々に感謝している」と話した。  また、登野城字会の比屋根重雄会長は「豊年祭から新しい拝殿で安心してできる。落成が待ち遠しい」と述べた。
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