1月
21日
2010

去る12月21日宇宙飛行士野口聡一さんが…

Category: 不連続線



 去る12月21日宇宙飛行士野口聡一さんがロシアの宇宙船ソユーズで国際宇宙ステーションめざして飛びたった。5カ月間滞在しさまざまな実験に取り組むとのことだったから今ごろはさぞ大活躍していることだろう▼1961年ソ連の宇宙飛行士ガガーリンが人工衛星ヴォストークで初めて宇宙空間を飛行し「青い地球」を発見してから50年近くが過ぎたことになる▼今では私たちもテレビやその他の映像で丸い青い地球がぽっかり浮かんでいる光景を見ることができるが、最初に実際に地球の外から地球を見た人の眼に映ったその「青さ」はどんな色だったのだろうとよく思う。そしてその人はどんなことを考えたのだろうと▼「ああ、あの星に私たちは住んでいるのだ」と彼は深い感慨にふけったにちがいない。「あの緑なす息吹のなかに、あの青みゆくひかりのなかに私たちは住んでいるのだ」▼「あの星にある奥深い森や、海の近くの小さな家では父母たちがひたすらに子供たちを清くはぐくみ、少年や少女は山や河に出かけ獣や魚たちと楽しく遊びたわむれ|そして自分は飛行士となり、はるばるとここに来ている。懐かしい丸いいのちよ!」▼あまりにも空想がすぎるとは言うなかれ、あの青い星、あの星こそがかけがえのないたったひとつの私たちの故郷なのだ。(八重洋一郎)

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