子牛価格27万円台
前年割れ厳しいスタート
肉用牛の2010年初セリが黒島家畜市場で13日午前、八重山家畜市場で同日午後、行われ、合わせて482頭、1億2831万円が取引された。子牛の平均価格は八重山が27万7808円、黒島が27万2464円と、前年初セリを約1万700円(八重山)~約1万8300円(黒島)下回るご祝儀相場のない厳しいスタートとなった。前回比では八重山が約7500円下回ったものの、黒島は3000円値上がりした。八重山家畜市場でセリの前に購買者6人にJAから感謝状が贈られた。
両市場ではセレモニーがあり、主催者を代表してJAおきなわの砂川博紀専務が「購買者には今年も、市場が活況のなかで良い値で取引されることをお願いしたい。生産農家も優良素牛の生産とセリ出荷牛の斉一化を図り、購買者に評価されるよう奮闘してほしい」とあいさつ。八重山市町会長の大浜長照石垣市長が「畜産なくして八重山の経済発展はない。市も農林水産部を中心に取り組み、近いうちに農業立市、畜産立市を宣言したい」。川満栄長竹富町長が「難局を乗り切るため、新しい感覚で創意工夫、経営改善に努めてほしい」と来賓祝辞を述べた。比嘉俊昭県農林水産部長(代読)も来賓祝辞を述べた。
JAや行政、生産農家、購買者の代表8人がセリ場を酒と塩で清めた後、3市町長や砂川JA専務などが農家の代わりに牛の手綱を引き、初セリをスタート。両市場とも40万円を超える滑り出しに、会場が沸いた。
初セリの実績は八重山が取引頭数334頭、取引総額約9006万円。子牛の平均価格は27万7808円。子牛の最高価格は雄(去勢)・雌とも50万4000円だった。
黒島では148頭の取引が成立。取引総額は3825万円。子牛の平均価格は27万2464円。最高価格は、雄(去勢)で46万4100円、雌は39万4800円だった。
昨年の取引実績は黒島で949頭、2億3600万円余、八重山で9670頭、26億9700万円だった。
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