
居住者の8割近く指定望む
今月中旬に「基準案」提示
石垣市は、元名蔵の獅子森地区(約3ヘクタール)で景観地区指定に向けた取り組みをしており、6月の都市計画決定を目指している。都市建設課によると、昨年10月から同地区で風景づくり懇談会をスタート、現在は作業部会でルールづくりが行われており、今月中旬の第3回懇談会で提示する予定だ。景観形成の基準案がまとまり次第、市は県との調整に入っていく。
同地区はすでに開発業者と市との間で街並建築協定が結ばれているため、赤瓦など統一感のある家並みが創出されている。ただ、協定は紳士協定的な意味合いしかない上、用語の定義にあいまいさがあることから、協定を整理するなどして建築基準法で実効性を担保することになった。
市が居住者を対象に行ったアンケート(27人中18人の回答)によると、77.8%が現協定をもとにした景観地区指定を望んでいることが分かっている。
アンケートでは自慢出来る景観、残したい景観として「統一感のある地区の景観」(22.2%)を選んだ回答が最も多く、現在の建築協定に満足している様子がうかがえる。
同地区に居住していない地権者へのアンケート(22人中14人の回答)でも、地区指定を望む回答が64%を占めている。
景観地区の都市計画決定では建築物の高さ、形態意匠(屋根、外壁、色彩など)、壁面の位置などに関する制限事項を定めることになっている。
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