Category: 自然・科学 Tag: カンムリワシ 天然記念物
環境省石垣自然保護官事務所は19日午前、市内平得のJAおきなわ八重山地区ライスセンター近くで、これまで保護していたカンムリワシ成鳥1羽を放鳥した。
今年は、放鳥件数が過去最多の6件となっており、同事務所では「一般市民からの通報が早く、早期治療に結びついた」とし、継続した協力を呼びかけている。
放鳥された雌のカンムリワシ(体重820グラム、翼長112.4センチ)は、11月4日午後2時ごろに同所付近県道で交通事故に遭ったとみられ、カラスに攻撃されていたという連絡から保護され、平田家畜病院(県野生動物救護獣医師)に搬送された。
その後、同病院でリハビリへ移行できる状態になったため、石垣やいま村(県傷病野生鳥獣保護飼養ボランティア)のゲージでリハビリを実施。野外復帰が可能となり、放鳥時には野生復帰が適正に推移しているか確認するため、左脚に黒のカラーリングが施された。
カンムリワシは、放鳥を見にきた渡久山碧さん(真喜良小5年)により「ココ」と名付けられ、渡久山さんは「今年9番目に保護されたカンムリワシなので『9つ』から『ココ』とした」と語り、放鳥を見守っていた。
なお、今年は、これまでに保護収容個体数が10件で、02年と03年の11件に次いで多く、同事務所の竹永泰雄自然保護官は「ここ数年保護個体が増えてきている。冬場はエサをとりに路上に出てくるカンムリワシも多いので、ドライバーの皆さんは注意してほしい」と話していた。
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