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カンムリワシ幼鳥の「顔写真」募集 カンムリワシリサーチ

1羽ずつ異なる顔の模様個体識別で繁殖状況確認へ
来年1月10日まで
 カンムリワシの調査を行っているカンムリワシ・リサーチ(佐野清貴代表)は、幼鳥の顔写真の応募を一般に呼び掛ける「綾羽(カンムリワシ)顔写真調査」を実施している。カンムリワシの幼鳥は顔の模様が1羽ずつ異なっており、それを比べることによって個体識別を行おうという初の取り組み。同リサーチでは「八重山固有の自然や文化を代表する生き物の繁殖状況を継続して把握していくことは重要」としている。  カンムリワシの生息状況については、日本野鳥の会八重山支部(当時)が1998年1~3月に市民参加による一斉調査を行い、石垣島で91羽、西表島で104羽の合わせて195羽を確認している。  カンムリワシは近年、交通事故による被害などが深刻化し、石垣島では年間10羽程度が保護されている。同リサーチでは「石垣島で約100羽しかいないカンムリワシの1割が毎年保護されている状況に関心を持ってほしい」と危機感を強める。  今回の調査では、カンムリワシの幼鳥の顔が、1羽ごとに異なっている点に着目し、その顔写真を広く収集することによって幼鳥の個体識別を行い、生息状況を把握していく。カンムリワシの幼鳥は全体的に白っぽい毛に覆われているのが特徴。  佐野代表によると、目の周りやくちばしには黒っぽい斑(はん)点が現れ、その違いによって個体識別ができる。  最近は比較的手軽に高倍率の撮影が可能になったことから、同リサーチでは一般に呼び掛けて幼鳥の顔写真を収集することにした。  同リサーチでは来年以降も顔写真による調査を続ける考えで、佐野代表は「カンムリワシの写真を意識して撮ろうという人が増えてくればいいと思う。継続して調査していけば、八重山の自然度を測るモノサシになるのではないか」と話す。  対象は09年9月1日から来年1月10日までに八重山で撮影したもの。応募用紙と写真はCD-Rに保存するか、2Lサイズの用紙にプリントし、撮影日や撮影場所、撮影した場所の環境などを記入した応募用紙とともに環境省石垣自然保護官事務所「あやぱに写真係」(郵便番号907-0011、石垣市八島町2-27)に郵送する。詳細は同リサーチのホームページ(http://kanmuriwasi.blog119.fc2.com)で確認することができる。  問い合わせは電子メール(kresearch526(at)yahoo.co.jp)か佐野代表(87-7440)。
  • タグ: カンムリワシ絶滅危惧種
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